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UVオフセット印刷で扱う原反には、PP(ポリプロピレン)やPET(ポリエチレンテレフタレート)、PVC(塩化ビニール)等の素材があります。もちろんコート紙やマット紙などの用紙、ユポ紙やアルミ蒸着紙、板紙等もあります。見積依頼等でサンプルが届いて原反の判別に首をひねる場合もあります。
実際には、用途や必要とされる素材の機能性、加工適性に応じて素材は選択しますが、このご時世様々な化成品が存在するので、簡単に化成品・プラスチック類を判別する方法をまとめてみました。
あくまでも、簡単に判別する方法なので、ご了承下さい。 実験・観察などによる見分け方
適当な大きさのプラスチック片を使って,
「外観」「曲げる」「水につける」と「燃やす」という4項目の実験や観察を行い,プラスチックの種類を見分ける方法である。
◇外観の観察
・着色剤で色をつけていないプラスチック片の色や透明度で見分ける。
■無色に近く透明なもの アクリル樹脂,ポリスチレン,ポリカーボネート,AS樹脂,軟質ポリ塩化ビニルなど
■透明で乳白色なもの ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリアセタールなど
■不透明なもの 硬質ポリ塩化ビニル,ABS樹脂など
◇曲げる
・プラスチック片を曲げた部分の変化の仕方で見分ける。
■割れるもの アクリル樹脂,ポリスチレン,AS樹脂
■白くなるもの 硬質ポリ塩化ビニル,ABS樹脂
■軟らかいもの ポリエチレン,ポリプロピレン,軟質ポリ塩化ビニル
◇水につける
・プラスチック片を水につけたときの浮き沈みで見分ける。
■水に浮くもの ポリエチレン,ポリプロピレン
■水に沈むもの ポリスチレン,ポリ塩化ビニル(軟質・硬質),PET
(補足)他の溶液も使うと,さらに詳しく見分けることができる。
◇燃やす
・プラスチック片を細かく切り,先端を丸めた銅線につけて,バーナーの炎の中に入れて,燃え方や臭いで見分ける方法である。
■燃えずに融けてのびるもの ポリカーボネート
■燃えて先端が融け,球状になり,したたり落ちるもの ポリエチレン,ポリプロピレン
■黒煙をあげて燃えるもの スチレン系樹脂,ポリエステル樹脂,ポリウレタン樹脂
■燃えるが,炎から出すと消えるもの ポリ塩化ビニル
■燃えずに先端が黒くこげるもの フェノール樹脂 |