UV印刷とは、速乾性のあるUVインキを使用し、UV(紫外線)を照射することで、インキを強制的に硬化(乾燥)させる印刷手法です。瞬間乾燥により超短納期を実現!
また、PP・PET・アルミ蒸着紙などの乾燥しにくい特殊素材への印刷が可能になります。
通常の油性印刷は、酸化重合(空気に触れて固まる)の油性インキを使用し、裏面の印刷や後加工をするために、半日から1日はインキを乾燥させる必要があります。

しかし、UV印刷は、UV(紫外線)をあてると瞬間的に乾燥するUVインキを使用した印刷のため、すぐに裏面の印刷や後加工を行うことができ、短納期を実現することができます。また、PP・PET・アルミ蒸着紙など、通常の油性印刷では刷ることが難しい特殊な素材への印刷も可能です。クリアファイル・パッケージ・ラベルなど、様々な用途にご利用いただけます。

【UV印刷のメリット】
●裏移りの心配がない
チラシやハガキの裏面に、表面の色が移りこんだりしていませんか?端の方が汚れているのが裏移りです。UV印刷では、インキを強制的に硬化させるので、表面皮膜強度が非常に強く、裏移りのトラブルがありません。
●素材を選ばない
UV印刷は瞬間硬化ですから、油性インキでは難しい非吸収性のユポなど合成紙、アルミ蒸着紙、PP、PETへ、高品質な印刷(キズ・コスレ、パウダーが無い)を可能にします。もちろん、洋紙、板紙にも問題はありません。これは、非吸収性素材への印刷の短納期対応も意味します。
※注:オフセット印刷のため、ガラスや金属など対応できない素材もあります。
●素早く後工程に入れる
UV印刷は、インキが瞬間的に乾くため、乾燥する時間が必要ありません。そのため、素早く後工程に入ることができ、納期の短縮が可能となります。
●インキ皮膜の摩擦堅牢度が抜群
紫外線による化学反応により、硬いインキ皮膜が形成されるため、耐摩性・耐薬品性に優れた特性があります。
●スプレーパウダーを必要としない
瞬間乾燥のため、油性印刷に使用されているパウダーが不要です。そのため、印刷後に表面加工を施す場合など、油性印刷にありがちなパウダーに起因するトラブルがありません。
●衛生的である
パウダーの付着を敬遠する食品包装紙、容器などにも最適です。
●変色や褪色が少ない
戸外や直射日光にさらされても大丈夫です。水分にも 耐久性を発揮します。
※油性印刷の通常インキとの比較です。
●UVニスの効果を高める
油性インキで印刷したものにUVニスを引いたものと比べ、光沢度が上がります。
【UV印刷のデメリット】
最後にデメリットをご紹介します。
UVインキはアクリル樹脂を使用しています。それを強制的に効果させていますので、パンフレットのような冊子など、折り加工の必要な製品には、折り目に罫割れが生じやすくなります。
そのため、デザインの段階で、罫割れが目立つ濃い色を避けるなど、対策が必要になります。これは今後のUVインキの課題ともなっています。 |