大洞印刷 採用情報

2人とも大学の学部としては印刷業界系ではないけど、どうして印刷会社へ？

僕は、就活を始めた時から印刷業界と広告業界、マスコミを中心に受けてました。僕が学んだ人間情報学部は、あったらいいなと思うようなモノを探して、研究して、人間がより豊かになるようなモノを作るという学部なんですが、印刷物って絶対に生活で使うモノだし、印刷物を使ってもっと人を豊かにすることができるんじゃないか、と考えて印刷業界に興味を持ったんです。

うちの学部は、スポーツマーケティングだったり、スポーツ文化だったり、スポーツに関するいろいろなことを学ぶ学部なんですが、実は高校時代からアーチェリーをやってて、早稲田のアーチェリー部でアーチェリーがやりたくて入学したんです。なので、特にスポーツに携るとか、スポーツを仕事にしたいとは考えてなかったんです。就活する時も、特に印刷業界に絞って調べてた訳じゃなくて、いろいろな業種を見ていく中で、面白いことをやってる企業、やってみたい仕事を探してて。それで、地元・岐阜の企業を検索した時にここを見つけて、サイトを見たらすごく面白そうだと思ったんです。実は、大学３年の時に、部活動で新人勧誘用のチラシを作る担当になったんですが、それを作ってた時に、大変だったけど面白かったな、という記憶もあって。それで説明会を重ねるうちに、印刷業界で働いてみたいと思うようになったんです。

なるほどね。でも、印刷業界は厳しいよって言われたりしなかった？

僕は就活中、まさにこのサイトの内定者の声を見てて、印刷業界が厳しいということは知ってはいたんですが、特に、周りから言われたことはなかったですね。それに、自分自身も不安を感じたことはなかったです。電子書籍とか紙媒体の電子化も進んでますが、僕的には気にならなかったし、むしろ電子書籍ってホントに売れてるの？ってくらいの感覚で。本は絶対になくならないと思ってる人間なんです。

私もそう思ったんですよ。印刷物ってなくなるわけじゃないと。

もっと言えば、電子書籍のカバーだって印刷物ですよね。そういう面でも印刷物は絶対になくならないと思ってるんです。

中川さんは？

同期と話をする中で、「印刷業界を受けようと思ってる」と言うと、「厳しいんじゃない？」という声はありましたね。でも、例えば、年賀状にスマホをかざすと映像がでてくるとか、今までは紙媒体の電子化が進むという感じだったんですが、電子化になることを紙媒体の方がうまく利用してたりして、うまく共存していけるというか、むしろ電子化が進んだことで、両方の良い部分が出てきてるんじゃないかなと思ったんです。そう考えると、僕も紙媒体が完全になくなるということは、逆に難しいんじゃないかと。まだ素人目線なので、実際のところは分からないですけど、先が暗いとは思わないし、いろいろなモノと共存する中で、良いモノを出していけばやっていける、逆にやれることが増えてきてるんじゃないかと思ってます。それに、この会社でならそういうことができそうだと感じたんです。

ところで、この会社に決めた理由って、どんなところだったの？

説明会から最終面接まで、毎回駅まで迎えに来てくれますよね。
そんな会社、他にはなくて。

そうそう、びっくりするよね。

しかも、選考を重ねるごとに大洞印刷の社風というか人の良さが伝わってきて、ここに入りたいという気持ちがどんどん強くなっていったんです。だから、最終面接のメールが来た時は、やった！って感じでしたね。

その気持ち、よく分かります。
他に、いいなと思ったことは？

企業研究する中で、ホームページをよく見てたんですけど、チャンレジする姿勢とかニッチトップ戦略、特殊印刷に特化した戦略を打ち出してて、そういう姿勢にもすごく惹かれましたね。大学でもモノづくりの勉強してたので、ニッチという考え方にはすごく興味がありましたし、そういう発想は、あったらいいなと思うモノづくりを勉強してきたことにも通じると思ったんです。

駅までの送迎もそうですけど、送迎の間も応援してくれるんですよね。「普通にしてればきっと大丈夫だよ」って声をかけてくださったり。そこでも人柄の良さも感じましたね。就職活動って、最初に企業に対するイメージがあって、説明会や面接をする中で自分の考えや思いとのズレを感じて、その企業に対するモチベーションが下がっていく、ということがあるんですが、大洞印刷の場合は、回を重ねるごとに、どんどんモチベーションが上がっていったことが一番の決め手でしたね。具体的にはチャレンジという理念や、それができる開放的な職場環境だったり、入社して新しい事業を立ち上げた方の話だったり、そういう話を聞く中で、理念が本物で、自分もここでなら成長できる、貢献できるんじゃないかと思ったんです。あと、質問をした際に、ちゃんとした答えがかえってきたことが大きかったです。他の企業では、質問しても答えを濁されたり、思ってた答えが返ってこなかったりすることがあったんですが、ここでは面接で会話をすることに、すごく充実感があったんです。

それで僕、すごく覚えてることがあります。グループディスカッションのテーマが「理想の上司」についてだったんですが、最終面接の最後の質問で、逆に「理想の部下は？」って聞いたんですよ。その時の答えですごく心に響いたのが、「10言ったら11返すような部下になって欲しい」と言われたこと。これは本当にシンプルで分かりやすくて、心に響いたし、自分もそういう部下になりたいと本気で思いましたね。

僕も同じことを思ったけど、ホントに聞いてる人がいるとは思わなかった(笑)。
でもそれ、すごく共感！

私も面接で、自分の質問に対してちゃんと考えて、誠意を持って答えてくれてるというのを感じましたね。何より、面接の時にすごく話しやすかった。それも決め手の一つでしたね。

面接って企業側が上の立場にいる感じで、一方的に質問されてるような印象を受けたりするけど、大洞印刷ではちゃんと会話してる、やりとりしてるという印象が持てた。それが良かったというのは私も覚えてます。

先輩方は入社してもうじき1年ですが、今の仕事はどんな感じなんですか？

私は営業ですが、展示会でお客様と1対1でお話をしたり、その後のフォローで会社の説明に伺ったり、自分からどんどん出ていく、というスタイルの営業を教えてもらってるところですね。今はまだ、聞かれたことに対して即答したり、適切な回答をするということができてない部分もありますが、もっともっと知識をつけて、こういう質問にはこういう答えをしようとか、こういうＰＲの仕方をしようとか、話し方についても勉強したいと思ってるところです。

私はパッケージの製作をしたくて入社したんですが、そこは上司の方も理解してくださってて、生産管理という部署で仕事をしています。仕事の内容的にもモノづくりに近い部署ですね。まだ、具体的にパッケージ作りに携わってるわけではありませんが、今年の夏には、「販促エキスポ」という展示会の企画を私たち２人に任せてもらって、いろいろ制作もしたんですよ。

僕、面接でも言ったんですが、展示会にすごく興味があって、
ぜひやりたいと思ってるんです。

そうなんですね。いろいろ企画・制作した中で、私たちは見本帳を作ったんです。本当にほぼゼロからのスタートだったので大変ではありましたが、すごくいい経験になりました。だから、自分がやりたいパッケージ制作をするためにも、もっと知識をつけて、経験も積まなきゃいけないと実感しています。

展示会ひとつ作るのにもこんなに準備が必要だったんだと分かりましたし、モノを作ることの大変さが分かったからこそ、営業としてお客さんに伝えるときにも、その思いを忘れないようにしようと思いましたね。
それが、ひいてはお客様のためにもなると思いますし。

展示会って、自分たちが作ってるモノをアピールできるだけでなく、来ているいろんな人たちから違ったものを吸収できる機会ですよね。それがすごく楽しみで。今、話を聞いてると、知識だったり経験だったり、そういうものをつけていくことが大事なんですね。なので、まずは入社して、いろんな経験をしながら成長していけたらと思ってます。僕は面接の時に、営業志望と伝えたんですが、営業は人と接する機会が多いので、そこでいろんなことを勉強したり、吸収したい。あと、とにかく緊張するタイプなので、僕もしゃべり方は勉強したいですね。

勉強というか、場数を踏むことですね。私も最初は緊張して、お客様の前で何を話してるのか分からなくなることがあったんですが、回を重ねると自分が話したいことが筋道立てて話せるようになってくるので、そこは経験だと思いますよ。

なるほど。僕は、最終的には実力をつけて偉くなりたい、というのが目標です。偉くなればできることも増えるし、会社にも貢献できる。ずっと先のことですが、誰に何を聞かれても答えられる、あいつに聞けば何でも分かるという人になりたいですね。

まだちゃんとした知識もないので、やりたい思っていることが、できることかどうか判断もできないし、需要があるかどうかも分からないんですが、例えば、クリアファイルひとつとっても、今ある付加価値に新しいモノをプラスしたり、今あるモノをもっと良くしたりすることで、質を高めていけるような存在になりたいです。

できる、できないは別にして、もうちょっと具体的に聞かせてくれる？

クリアファイルって紙を入れることのみで使ってる人って、たぶん少ないと思うんです。広告として使うのはもちろんですが、中には下敷き代わりにする人もいる。そういうふうにいろんな使い道があると思うので、年賀状で動画が見られるように、新しい使い方が提案できたら面白いですよね。下敷き代わりに使うなら、素材を変えることで使い方も幅も広がる、そういう可能性を秘めてる。そこをもっと開拓していきたい。なので、コレという具体的なモノを見つけたら、どんどん企画も出していきたいと思ってます。

私たちが思ってなかったことを発想してくれそうなので、楽しみですね。私も入社してまだ１年足らずですが、新卒でここまでやらせてもらえるとは全然思ってもいなかったので、ホント、毎日がすごく充実してますね。入った当初は不安もあると思いますが、社員はみんな優しい人ばかりなので、分からないことは聞けばいいし、助けてくれるはず。だから、自分のやりたいと思ったことに向かって、この会社で頑張ってほしいなと思います。

印刷の知識は入ってからでも教えてもらえるので、心配しなくても大丈夫。
今の、いい意味での学生目線も失わず、いろいろなことに興味を持ってやっていってほしいですね。