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新たな商品開発や数量調整・在庫レスも可能に
デジタル印刷のメリットの一つは、版を使わない無版印刷によるイニシャルコストの削減です。これにより小ロット印刷のコストダウンを実現。さらに、デジタル印刷の特長を活用したバリアブル印刷は、商品開発のコスト削減や数量調整・在庫ロス削減を可能にし、多品種印刷のコストダウンに貢献します。
なぜコストダウンが可能なのか
小ロットはデジタル印刷でコストダウン

印刷方式の主流であるオフセット印刷は、高品質の印刷物を大量かつ短時間で生産できるのが特長です。ロット(部数)が増えるほど単価が安くなる点がメリットですが、逆に、ロットが少ない場合は単価が割高になるのがデメリット。一方、デジタル印刷は、コンピュータから直接出力機にデータを送って印刷する方式で、オフセット印刷のように版を作る必要がないのが特長。そのため、版を製作するイニシャルコストがカットできるので、少ないロットであってもコストを抑えられる点がメリットです。ただ、品質面ではオフセットにおよばないと言われてきました。大洞印刷が導入しているデジタルオフセット印刷機は、デジタル印刷のメリットである無版印刷による小ロットのコストダウンはもちろん、一般的なデジタル印刷とは違い、オフセット印刷と同様の機構を持つため、オフセット印刷に迫る高品質印刷を実現します。
B2サイズ対応の最新印刷機でコストダウン
hp
Indigo30000
大洞印刷では、アジア初となるB2サイズでのパッケージ印刷を可能にしたhp社の最新デジタルオフセット印刷機「Indigo30000」を導入。これにより、今まで対応できなかったパッケージサイズの印刷が可能になっただけでなく、A3サイズでの対応時よりも一度に印刷できる個数が増加。少ない印刷枚数で必要数が生産できるためコストダウンにもつながります。
バリアブル印刷で多品種もコストダウン
一枚ずつ内容を変えるバリアブル印刷
販売数に応じて生産量を調整
版を必要としないデジタル印刷のメリットを活かし、小ロットのコストダウンと、1枚ずつデザインや内容を変えて印刷するバリアブル印刷を活用すれば、次のようなコストダウンも可能です。
1)商品開発のコストダウン
展示会への出展や商品リサーチ、テストマーケティングに使用する多品種の試作・サンプルが、小ロット、短納期、低コストで製作できるため、商品開発のコストダウンを図ることができます。さらに、複数回のテストや商品ブラッシュアップのための時間を捻出することもできます。
一枚ずつ内容を変えるバリアブル印刷
2)数量調整・在庫ロス削減
多品種少量生産の商品販売(団体スポーツの選手やアイドルグループ、キャラクターのグッズなど)では、人気度などによって個々の販売数量が異なる場合があります。こうしたケースもバリアブル印刷で対応し、数量調整することにより在庫ロスを削減。ひいてはトータルコストを削減することができます。
販売数に応じて生産量を調整


大洞印刷の強みは、何といっても特殊印刷に強いこと。PPやユポをはじめ、タック紙やアルミ蒸着紙など、多様な素材に印刷・加工できる技術はもちろん、デジタル印刷に対応した素材を豊富に揃えています。
