オンラインセミナー開催の流れ -オンラインイベントへの軌跡

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 新型コロナウイルス感染症蔓延に伴い、大洞印刷ではリモートワークを取り入れ、日々活動してまいりました。その中でコロナ禍による大きな取り組みの一つとして「オンラインセミナー(以下ウェビナー)」があります。これはリモートワークをしているわたしたちはもちろん、視聴してくださるみなさまもネット環境さえあれば、配信・視聴することが可能です。
2020年7月よりほぼ毎月開催していますが、どのように開催しているかご説明いたします。

オンラインコミュニケーションの一環としてスタート

 ウェビナーを開催するようになったきっかけは、オンラインコミュニケーションの一環でした。コロナ禍により、今でもなかなかリアルでの打ち合わせをすることが難しい状況です。そこで「今、できることはなにか」と考え、スマートフォンやパソコンなどを使用することで拠点に制限がない「ウェビナー」の開催へ至りました。
これにより、全国の方々とのコミュニケーションが可能になりました。

テーマ決めは3か月前から

 ウェビナーを開催していく上で、テーマの決定はとても重要です。3か月ごとにテーマを決めることで、前後のテーマとの結びつきや、流れの良さを確認しています。世の中のビジネストレンドや興味・関心、時事はもちろん、季節のイベントなどとの関連性も重視しています。日々アンテナを張り、情報収集を
行うことで、ウェビナーでは最新情報をお届けしています。
 大洞印刷ではさまざまな情報を社員一人ひとりがアウトプットする取り組みを行っており、このアウトプットからウェビナーのテーマのヒントを得ることも少なくありません。つまり、ウェビナーは大洞印刷全体が関わっていると言えます。
 テーマが決まると、次に重要になってくるタイトルやコンテンツの検討が始まります。ウェビナーを開始してから数回はとてもシンプルなタイトルで行なっていましたが、端的すぎて内容が伝わりにくくなっていました。そこから、検討を重ね、どのような状況に役立つのか、どのような方にオススメなのかをタイトルに記載するように変更していきました。また、コンテンツの構成も、ポイントの把握と整理を行いながら毎回検討を行なっております。ウェビナーに参加者が増えることは嬉しいですが、視聴者の「知りたい・学びたい」とイコールの内容でないと意味がありません。その嗣酷が生まれないように、テーマやコンテンツの内容を作成しています。

開催2週間前にご案内

 テーマやコンテンツ内容が決まると、お客さまへのご案内を開始いたします。そのときに必要となる申込登録フォームは、現在Zoom の機能を利用しております。わたしたちがウェビナーを開始した当初は各ツールの連携が複雑になっており、どの方法が一番効率がよいのかを検討する必要がありました。そのため、大洞印刷が導入しているマーケティングオートメーションツール「Pardo t」のフオームを利用していた時期もありました。何度も方法を変え、比較検討して、いまのかたちに落ち着いています。
 次に登録フォームヘの窓口となる、コーポレートサイトのイベントページの作成が必要です。テーマに合わせたキービジュアルの設置やコンテンツ内容、どのような方が視聴すると想定した内容なのか、などを記載することで「自分にマッチしたウェビナーなのか」をご検討いただけるようにしています。
 登録フォーム・コーポレートサイトの準備が終わると、いよいよお客さまへの告知です。ウェビナーのメインの集客はメールマガジンとなっており、ご案内は2 週間ほど前から開始します。セミナー事務局として告知することで多くのみなさまにお知らせをすることが可能です。その後、営業からのご案内やSNSの告知などを行うことで、ウェビナー開催を広くお知らせしていきます。

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