データ自動生成テクノロジーから 生まれる可能性

 

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 顧客体験の向上は、ビジネスを成功させる上でとても重要になります。パーソナライズされた商品・サービスの提供をすることで、消費者一人ひとりと最適なコミュニケーションが可能になり、特別感を与えることができます。そのため、今ではパーソナライズされた『モノ・コト』は、さまざまなシーンで活用されており、当たり前になりつつあるのです。しかし、パーソナライズと言っても、数万種類の多品種デザインを作成し、印刷を行うことは考えたくもないほどの労力と時間がかかってしまいます。大洞印刷では、この問題を一瞬で解決することができます。
 そこで、今回のTechnologyでは、みなさまのビジネスチャンスを広げるため、大洞印刷が活用しているデータ自動生成のテクノロジー「mosaic」、「collage」そして映像をグッズにする新たな技術「frame」をご紹介していきます。

technology_vol58_01たった1つのデータから無限のデザインを
生み出すテクノロジー

 

mosaicは、たった一つのデータから無限のデザインを生み出す、データ自動生成テクノロジーです。基本となる一つのデザインから、拡大・回転させて一部を切り取ることで、無数のデザインデータを半自動で生成することができます。
 デザインデータとして準備するのは、作成の基となるソースデータのみです。このソースから拡大率を変えたり、角度を変えたりしながらランダムに切り取っていきます。この切り取ったデータは、それぞれがユニークデータになるため、世界に一つだけのデザインが出来上がります。
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technology_vol58_03エレメントをランダムに配置することで、
ユニークなデザインを自動生成で生み出すテクノロジー

 

 collageは、オブジェクトをランダムに配置し、無限のデザインを生み出す、データ自動生成テクノロジーです。固定された背景に、キャラクターなどのパーツデータをランダムに配置することで、ユニークなデザインを自動生成することができます。
 デザインデータとして準備するのは、固定背景となるデータ一つと、配置したいキャラクターなどのパーツデータのみです。このパーツデータは、異なるスケーリング、異なる角度、さまざまな数で出現させることができ、それぞれがユニークデザインになるため、世界に一つだけのデザインが出来上がります。
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technology_vol58_05動画から画像を生成して無限の
デザインを生み出すテクノロジー

 

 frameは、動画から画像を生成し、連続またはランダムに画像を配置して、無限のデザインを生み出す、データ自動生成テクノロジーです。
 デザインデータとして準備するのは、アニメーション映像や撮影映像などの動画のみです。切り取る画像は指定のコマ数にカット割りができたり、動画を部分的にトリミングすることができるため世界に一つだけのデザインが出来上がります。

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 frameの代表的な特徴である「瞬時に可変データの作成が可能」とバリアブル印刷を組み合わせることにより、大量の画像を必要とする商品も簡単に作成することができます。frameを活用することで、動画から静止画を切り取り、画像ファイルを作成する作業や、画像データを配置する作業など膨大な数のデータや工数を削減することができるのです。
 この技術を応用することで、パーソナライズグッズも制作可能です。たとえば、アーティストのライブ映像やスポーツの実況映像などからframeを使用し画像を切り取ります。そして、何十種類とある画像の中からユーザーにお気に入りの画像を複数枚選択してもらいます。その選んでもらった画像をカレンダーに配置し、テキストを追加してもらうことで、世界に1つだけのオリジナル商品の提供が可能になるのです。
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 今回ご紹介したmosaic、collage、frameは、弊社が提供しているテクノロジーのほんの一部です。このようなテクノロジーを活用いただくことで、消費者に「あっと驚く体験」や「感動体験」の提供が可能になり、エンゲージメントが高まることでしょう。大洞印刷では、対応できる技術をアップデートし続け、みなさまのビジネスの成功をサポートできるよう精進してまいります。

今回ご紹介した技術はもちろん、それ以外にも「こんなことできるの?」など些細な疑問等ございましたら以下よりお問合せください。

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