私たち印刷会社は、製造過程で発生する廃棄物はもちろん、作り上げた製品もいつの日かゴミとなる時がきます。
製造業である以上、これはどうしても避けることができません。
しかし、何も対策を講じなければ、地球は壊れ、この先の豊かさは望めません。
限りある資源を守り、どう活用していくのかを考えることは非常に重要な課題であると考えています。
ゼロ・エミッション電源の導入
弊社では、ゼロ・エミッション電源を導入しています。ゼロ・エミッション電源とは、発電時に二酸化炭素(CO2) を排出しない水力発電などの再生可能エネルギー電源に由来する電力のことです。
商品の製造には、多くのエネルギーを必要とします。これまでにも、電力消費量を抑えるため、省エネに繋がる機械パーツの見直しや日々のモニタリングなどを実施してきました。しかし、電力消費量をゼロにできるわけではありません。そこで、環境負荷の少ないクリーンエネルギーを活用することで、二酸化炭素削減への貢献に取り組んでいます。
廃棄量の削減
製造過程で生まれる産廃物の削減も重要な課題です。オペレーターの技術向上によるロスの削減はもちろん、現状のフローに無駄がないか？と改善していくことを大切にしています。また、生じた産廃物に対しては、リサイクル可能な資源は、オフィス・工場問わず分別できるよう、専用ボックスを設置し、廃棄量の削減に努めています。
そして、工場の製造努力以外にも、商品規格化による生産効率向上、デジタル印刷を活用した新サービスの提供を通じ、資源の削減に取り組んでいます。
印刷物の価値を高めることでゴミを減らす
弊社は、ゴミ箱へ直行する印刷物を減らしたいと考えています。例えば、せっかく作ったDM も必要とない人に届いてしまえばすぐにゴミに変わってしまいます。
ゴミにしないためには、受け手にとっての価値が必要となってきます。それは、見た目が豪華なものということではありません。最適なタイミングでの情報など、お客さまが本当に必要としていることを叶えることです。印刷物の価値を高めることで、これからも、ごみの削減や資源の保護に繋げていきます。
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