大洞印刷が大切にする3本の柱 <GX·CX·PX>
大洞印刷が事業の3本柱として掲げるコンセプト 「GX. CX. PX」。 GX(Green Transformation)は脱炭素社会の実現と経済成長を目指す改革、CX(Customer Experience)は顧客体験の向上、そして、PX(Printing Transformation)は印刷の枠組みに捉われない新たな印刷の価値や可能性を追求する改革を指します。ここでは、印刷の枠組みに捉われない新たな印刷の価値や可能性を追求することを表現した、大洞印刷独自の変革を指す“PX”に焦点を当て、大洞印刷が社会にどのような価値を提供していくのかをご紹介します。
時代やニーズの変化に伴い、印刷に求められるものも変化
もともと印刷は、情報を伝達する手段の一つとして利用されてきました。新聞や雑誌、テレビなどの限られたメディアを通して情報が発信されていた時代には、ユーザーの話題やニーズは、それらの媒体から発信される範囲に限られていました。しかし、1995年以降、インターネットが普及して、ユーザー自らが情報を発信し、欲しい情報に自由にアクセスできるようになると、ニーズも一気に多様化します。そして、誰もが持っている量産品ではなく、“自分だけのものが欲しいという需要が生まれ、多品種やパーソナライズにより生まれた印刷物には、手元に置いておきたくなる “特別感” という新たな価値が見出されるようになりました。
さらに、SDGsやGXの観点から、社会全体として「大量生産・大量消費」からの脱却、廃棄物の削減を目指す動きが大きくなり、環境に優しい印刷や多品種・パーソナライズされた付加価値の高い印刷への注目が高まっています。
印刷の枠組みに捉われない、新たな印刷の価値を創造
こうした時代やニーズの変化を受けて、大洞印刷では “PX” を褐げ、印刷の新しい価値を追求し、提案しています。たとえば、版が必要ない「デジタル印刷」の技術によって、デザインごとに必要な数量を小ロットで製造したり、受注生産を行なったりすることで、SDGsやGXの観点からも環境に優しい「最適生産」や「在庫・ロスの削減」を実現することができます。また、「デザイン自動生成テクノロジー」を用いれば、ベースデザイン、コンテンツ、可変指示のCSVデータがあれば数万種類ものデザインの自動生成が可能。こうしたデジタル印刷や自動データ生成、データ処理、IT基盤などのテクノロジーを組み合わせ、消費者の多様なニーズに応える「パ ーソナライズ」商品の開発にも力を入れています。さらに、商品製造に関するご相談、商品手配、グッズ製造、用途に応じたアセンブリ作業、梱包、個別発送までを「 フルフィルメント」でサポートしているため、商品が販売店舗やエンドユーザーの手元に届くまで1社で完結できます。もちろん、EC事業で培ったITやWebマーケティングの知見を活かした「ECサイトの連携サービス」も提供しています。
私たちは印刷の可能性をさらに広げ、お客様とともに新たな印刷の価値を創造するために、「IPSP(イノベーティブ・プリント・サービス・プラットフォーマー)」であることを目指しています。大洞印刷のビジネスの本質は、‘‘お客様のビジネスを成功へと加速させること’’。時代の先頭を走る印刷会社として、お客様のビジネスに大洞印刷が繋がることで相乗効果を生み出し、社会に新たな価値を創造していきます。