Salesforceと大洞印刷
さらに大洞印刷のリモートワーク移行スピードを語る上で外せないのが、顧客管理システムのSalesforceです。私たちは10年以上前から導入しており、活用してきました。


Salesforceを導入したのは2008年。皆さんのご記憶にあるリーマンショックのときです。その当時、社内システムで管理していたのは注文、製造、出荷など、印刷業務遂行にあたって必要最低限の情報のみでした。見込みのお客様、注文前の商談情報、お客様とのコミュニケーション情報は、営業担当者の頭の中だけの、属人的な動きでした。この状況を変えなければならないという思いと、リーマンショックが重なり、弊社は大きな変革をスタートしました。そこで出会ったのがSalesforceです。 Salesforce導入後、属人的な動きを排除するため、担当者の頭にあった情報をSalesforceに蓄積していきました。情報の共有化、見える化を実行したことにより、お客様ごとの担当者制を廃止し、スピーディーな対応を実現しました。この体制をさらに強化するため、前ページでご紹介した「大洞印刷、営業やめます」宣言を行ったという形です。 とはいえ、Salesforceを導入し、活用できるようになるまでの道のりは、簡単ではありませんでした。入力作業が増える、業務の流れが今までと大きく変わる、そういった変化に対しての抵抗はあったものの、経営者が先頭に立ち、方針を示すのはもちろん、一番のユーザーになり活用していく、困っていることを解決していくなど地道に行っていきました。また、最も効果を得やすい営業部門のみからスタートすることで、スタッフに成功体験をしてもらい、一緒に広めていく仲間を作るなどの取り組みを行って、今に至ります。現在では、Salesforceがないと業務が回らない状況になり、いろいろな部門から改善提案等が出てくる状況になっています。
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