進むデジタル化、リアルの価値とは?

見直されるリアルの価値

 例えば、緊急事態宣言により、ECショップの利用者が増えました。しかし、解除後にはショッピングに出る人の割合が増えました。もちろん手軽さ重視でECショップの利用を継続する人もいます。では、リアル店舗に行くのはなぜなのでしょうか?  『「幸せ」をつかむ戦略』という書籍の中で、行動経済学のダン・アリエリー氏が、「アマゾンが超便利なのに、なぜ本屋に行きたくなるのか?」という議題に対して、「多感覚体験」と「偶然の出会いに何かがわくわくする」オンラインにはない要素を理由として挙げています。本屋に行けば、本を見るだけではなく、においや重みを感じる。そして、店舗を自由に回ることで、偶然の出会いがあるかもしれない。そんな体験を得るために本屋に行くのだそう。買い物は、ただそれを買うのが目的ではなく、それを得ることで自分にどんな価値があるのか?どんな体験が得られるのかが消費者にとっては重要なのです。 自粛期間を経て、消費者はそんな自分にとっての価値をより一層考えるようになっています。そしてWithコロナの今、貴重となったリアルの場である、イベントや店舗に直接お客さまがきてくれる。それは、いつも以上に強く何かしらの価値・期待感をもって来店してくれているということです。では、そんなお客さまに向けて、どんな価値を提供していけるのでしょうか?企業はなんのために存在しているのでしょうか?

消費者にどのような価値を提供していくか

  ただオフラインのものを、そのままデジタルに置き換えるだけでは、消費者の期待には応えられません。先ほども例に挙げましたが、ECショップが活性化したことで、リアル店舗には、デジタルでは体験できない購入プロセスにおける体験への価値が上がっています。そんな変化に対し、デジタル化を推進し、データに基づいたリアルでの新たな体験づくりなど、従来の対面サービスを、デジタルとリアルを横断させた新たなものへと大きく変えていこうとしています。GAFAが登場し、私たちの生活を大きく変えたように、更なるデジタルトランスフォーメーション(DX)が進められようとしているのです。  印刷物もまた、ただ、物を提供するだけではない新たな価値づくりが必要になります。この先DXが進んだ時に、リアルの価値はどうなっているのか?フィジカルな物の役割は?そこには、物としての価値だけではなく、それをどう提供していくのか、そんな仕組みも含め変えていく必要があります。  そんな時に、大洞印刷は、”Innovative Print Service Platformer”として、オンラインとオフラインを繋ぎ、新たな顧客体験を提供する皆さまのビジネスのサポートをするため、今期も「Change」「Challenge」「Creative」のもと邁進してまいります。今後とも、大洞印刷をよろしくお願いいたします。

 

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